ぱぷりかの機械系技術ノート

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営業について (ここがすごいと思ったこと)

以前,K社製バッテリー式フォークリフトを購入した.K社製のフォークリフトは他社製にくらべて価格が3割程度高かったため,検討当初はK社製以外のものを購入しようということになっていた.また,私の所属している組織ではフォークリフトの使用頻度がさほど高くないため,バッテリー式ではなく,初期費用が少なくてすむエンジン式のものを購入することになっていた.しかし,最終的にK社の営業のゴリ押しによって,冒頭の車両を購入することになった.営業のここがすごいと思った点について,書いてみたい.

○とにかく押しが強い もともと私の所属する組織の長が,営業担当者と友人関係だったらしい.個人的には友人関係だと仕事的なつながりを避けてしまって,押すに押せない気もあるが,その営業担当は臆することなく,友人関係を使って営業をかけてきた.友人関係にある人を担当につけるというK社のやりかたもニクイ.

○自社製品に対する情熱がすごい こちらがK社製のものは高いから他社のものにしようと思っていると言ったところ,自社のものが他社のものにくらべて良いものであり,その分値段が高いということを熱弁してきた.実際のところどうかはわからないが,熱意が伝わってきてあらためてその重要さを痛感した.

○相手を挑発してくる その営業担当者は,私の所属する組織の長に対して,『他社のものにくらべて高いから買うときはビビっちゃうかもしれないですが,満足いく買い物になると思う』と言ってきた.『ビビっちゃうかもしれないですが』っていうのもすごい言い回しだなと思う.長はプライドの高い人なので,あえてそういう言い回しをしたんだろうなと思う.人によって押し方を使い分けているのだろう.

いろいろと学ぶことのある買い物だったと思う.