テーパーねじのねじ込み量
配管の製図において,テーパーおねじRをテーパーめねじRcに組み込んだ場合のねじ込み量をできるだけ正確に書き表したいことがある.
管継手のメーカー(日立金属)のカタログによると,締め付け量の目安として『手締め+1.5山』と記載されている.(呼び径1-1/2以下の場合)
よって,ねじ込み量を『基準径の位置+ピッチx1.5』と考えるのは,ある程度道理にかなっていると思われる.
ちなみに私の所属する組織だと,呼び径にもよるが手締め+3山くらいまで締め込んでいるので,その場合,ねじ込み量を『基準径の位置+ピッチx3』としている.
この場合のねじ込み量の一覧を示す
呼び | ねじ込み量(ピッチx1.5の場合) |
---|---|
1/8 | 5 |
1/4 | 8 |
3/8 | 8 |
1/2 | 11 |
3/4 | 12 |